2020年45週目の資産報告(11/7)
2020年45週目のこと(10/31~11/7)
代表的な投資信託の動向
投資信託の採用銘柄は次の通りです
●S&P500→eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
●全世界株式→eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
●8資産均等型→eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
●日経平均→eMAXIS Slim国内株式(日経平均)
●先進国株式→eMAXIS Slim先進国株式インデックス
●新興国株式→eMAXIS Slim新興国株式インデックス
●国内債券→eMAXIS Slim国内債券インデックス
●先進国債券→eMAXIS Slim先進国債券インデックス
●新興国債券→iFree新興国債券インデックス
●国内リート→eMAXIS Slim国内リートインデックス
●先進国リート→eMAXIS Slim先進国リートインデックス
●金→TAM-SMTゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)
2020年45週目の米国注目指標(今週の結果)
11/2(月)24:00 ISM製造業景況指数
【9月55.4 → 10月59.3(予想55.8)】
とても良い数値です。
最も注目している指標です。
50未満は景気縮小、50以上は景気拡大を示す指標です。
来月の指標で回復が見込まれれば、景気向上への安心材料となります。
11/4(水)22:15 ADP雇用統計(前月比)
【9月74.9万人 → 10月36.5(予想65.0万人)】
予想より低いです。
今までの値と変化が激しすぎて、あまりあてになりません。
順調に+の数値を動いてくれたらそれで良いです。
11/4(水)24:00 米ISM非製造業景況指数
【9月57.8 → 10月56.6(予想57.4)】
予想よりは低いですが良数値です。
最も注目している指標です。
50未満は景気縮小、50以上は景気拡大を示す指標です。
市場予想を大幅に上回る好数値でした。景気向上への安心材料となります。
11/5(木)28:00 政策金利発表
【前回0.25% → 今回0.25%(予想0.25%)】
おそらく金利は変えないでしょう。
11/6(金)22:30 非農業部門雇用者数変化(前月比)
【9月66.1万人 → 10月63.8万人(予想60.0万人)】
前月からどれだけ非農業部門の雇用者が変化したかを表します。
11/6(金)22:30 失業率
【9月7.9% → 10月6.9(予想7.7%)】
失業率が高ければ、金融政策の決定に大きな影響を与えます。
もちろん、失業率の増加は経済が不安定な証拠になります。
11/6(金)22:30 平均時給(前月比)(前年同月比)
前月比【9月0.1% → 10月0.1%(予想0.2%)】
前年同月日【9月4.7% → 10月4.5%(予想4.6%)】
平均時給はインフレ率を表します。
インフレしているということは通貨の価値が下がることを意味します。
ただ、雇用が安定していることが前提の指標です。
今は雇用が安定していないので、参考になりにくいです。
来週の米国注目指標
11/12(木)22:30 消費者物価指数(CPI)(CPIコア指数)
CPI前年同月比【9月1.4% → 10月???(予想1.3%)】
コア前年同月比【9月1.7% → 10月???(予想1.8%)】
CPI前月比【9月0.2% → 10月???(予想0.2%)】
CPIコア前月比【9月0.2% → 10月???(予想0.2%)】
【CPI指数】→消費者が購入するモノ全体の物価上昇率
【CPIコア指数】→価格変動の激しいエネルギーや食料品を除いた物価上昇率
CPI指数は「直近の消費欲」、CPIコア指数は「物価変動率の実態」
を表していると言えます。
米国のインフレ率に関連する最重要指標です。
インフレが進むと読まれれば、キャッシュを持つことが資産価値の低下に繋がるので、株価があがります。
グラフから、2%程度の物価上昇が基本となっていることが読み取れそうです。
【2%】の物価上昇は、経済安定を確保するために、日本含め多数の国が目標と掲げる数値です。
また、以下のことも言えそうです。
【景気の安定上昇の条件】
●CPIとCPIコアがともに1%を超えていること。
【景気が停滞する前兆】
●CPIコアが2%→1%へ下がること。
●CPIが2%→0%へ下がること。
【景気が減退する前兆】
●データが少なくて読み取れない。
【景気が回復する前兆】
●CPI前年比がCPIコア前年比をクロスして上昇すること。
●CPI前年比がマイナスからプラスへ転じること。
もう少しデータが欲しいところです。
S&P500の投機的ネットポジション
今週はS&P500先物の買いポジションが減少しました。
S&P500の大幅上昇を受けて、リバウンドによる短期的な利益を確定した投資家が多そうです。
証拠金を用いて取引する先物取引は、決済する日が決まっています。
買いポジションを持っていれば、必ず売りが入り、
売りポジションを持っていれば、必ず買いが入ります。
そのような投機的ポジションの推移です。
投機的ポジションでショートが貯まっていれば、そのうち買いの圧力が高まり株価が上昇します。
今は、いつでもショートをする余力がありそうです。資金投入は計画的に。
まとめ
今週の経済指標の発表は、ポジティブな数値と言えます。
経済指標は、先週がネガティブを示し、今週はポジティブを示しました。
S&P500は先週は下落しましたが、今週は上昇しました。
6月上旬は、「7.12%の下落→少しもみ合い→上昇」でした。
今回は今のところ、終値ベースで「9.60%の下落→もみ合い→上昇中?」です。
S&P500(ドル):先週末3269.96 → 今週末3509.44(+7.32%)
-0.28%、+1.73%、+1.02%、+0.64%、+0.72%,+3.26%、-2.31%、-2.51%、-0.64%、-0.63%、+1.52%,+3.84%,+0.19%,-0.53%、-5.64%、+7.32%という結果です。
最後に
今週は先進国株式と先進国リートを合計で3万円分買い足しました。
今週は、先週の下落以上に株価が上昇しました。
しかし、
大統領選挙の長期化、
米国のコロナ新規感染者が最高値を更新
→死者数も増加傾向
大統領選で株価が大きく盛り上がっていますが、下落の要因はたくさんあるので、気を付けたいところです。
リバランスしながら、少しずつ買い足します。
大きく下がったときには信用2階建ても辞さない構えです('ω')
あと、S&P500の実績PERが38.25→37.25→39.81で直近では最高値になりました。
ちなみにコロナ前は25前後で推移していました。コロナ直後は20弱です。
こちらも要警戒です。
では、また('ω')
ここまで読んでいただきありがとうございました。