2020年44週目の資産報告(10/31)
2020年43週目のこと(10/17~10/24)
代表的な投資信託の動向
投資信託の採用銘柄は次の通りです
●S&P500→eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
●全世界株式→eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
●8資産均等型→eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
●日経平均→eMAXIS Slim国内株式(日経平均)
●先進国株式→eMAXIS Slim先進国株式インデックス
●新興国株式→eMAXIS Slim新興国株式インデックス
●国内債券→eMAXIS Slim国内債券インデックス
●先進国債券→eMAXIS Slim先進国債券インデックス
●新興国債券→iFree新興国債券インデックス
●国内リート→eMAXIS Slim国内リートインデックス
●先進国リート→eMAXIS Slim先進国リートインデックス
●金→TAM-SMTゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)
2020年44週目の米国注目指標(今週の結果)
10/26(月)23:00 新築住宅販売件数(年率換算件数)(前月比)
年率換算件数【8月101.1万件 → 9月95.9万件(予想102.5万件)】
前月比【8月4.8% → 9月-3.5%(予想1.3%)】
新築住宅が売れれば、それに伴って他の家財も売れていきます。
したがって経済・景気の先行指標とも言えるモノです。
似たものに【中古住宅販売件数】というのがありますが、これは所有権の移転等で計上が遅れるため、【新築住宅販売件数】の方が、先行性として優秀です。
10/29(木)21:30 四半期実質国内総生産(GDP速報値)[前期比年率]
【前回-31.4% → 今期[7-9月期]33.1%(予想31.0%)】
GDPの伸び率が、米国の経済成長率といえます。
速報値、改定値、確定値の順に報告されますが、最初に発表される速報値の注目度が高いです。
10/30(金)21:30 個人消費支出(PCE)(PCEコア)【前年同月比】【前月比】
PCE前年同月比【8月1.4% → 9月1.4%(予想1.5%)】
PCEコア前月比【8月0.3% → 9月0.2%(予想0.2%)】
PCEコア前年同月比【8月1.6% → 9月1.5%(予想1.7%)】
コアの方は物価変動率の高いものを除いたモノで調査されています。
物価上昇に直結する数値ですので、前年同月比が1%後半~2%が正常範囲になるかと思います。
個人消費支出は既にCPIが発表されています。
PCEの方が調査対象が広いということもあり、PCEは月末に発表となります。
(物価変動による消費行動の変化、政府が個人のために支出する医療費なども調査対象に含まれる)
PCEの方がCPIよりも実質の個人消費支出を表していると言えますが、速報値と言えるCPIの方がインパクトが強いとも言えます。
来週の米国注目指標
11/2(月)24:00 ISM製造業景況指数
【9月55.4 → 10月???(予想55.8)】
最も注目している指標です。
50未満は景気縮小、50以上は景気拡大を示す指標です。
来月の指標で回復が見込まれれば、景気向上への安心材料となります。
11/4(水)22:15 ADP雇用統計(前月比)
【9月74.9万人 → 10月???(予想70.0万人)】
今までの値と変化が激しすぎて、あまりあてになりません。
順調に+の数値を動いてくれたらそれで良いです。
11/4(水)24:00 米ISM非製造業景況指数
【9月57.8 → 10月???(予想57.4)】
最も注目している指標です。
50未満は景気縮小、50以上は景気拡大を示す指標です。
市場予想を大幅に上回る好数値でした。景気向上への安心材料となります。
11/5(木)28:00 政策金利発表
【前回0.25% → 今回(予想0.25%)】
おそらく金利は変えないでしょう。
11/6(金)22:30 非農業部門雇用者数変化(前月比)
【9月66.1万人 → 10月???万人(予想60.0万人)】
前月からどれだけ非農業部門の雇用者が変化したかを表します。
11/6(金)22:30 失業率
【9月7.9% → 10月???(予想7.7%)】
失業率が高ければ、金融政策の決定に大きな影響を与えます。
もちろん、失業率の増加は経済が不安定な証拠になります。
11/6(金)22:30 平均時給(前月比)(前年同月比)
前月比【9月0.1% → 10月???(予想0.2%)】
前年同月日【9月4.7% → 10月???(予想4.6%)】
平均時給はインフレ率を表します。
インフレしているということは通貨の価値が下がることを意味します。
ただ、雇用が安定していることが前提の指標です。
今は雇用が安定していないので、参考になりにくいです。
S&P500の投機的ネットポジション
今週末はS&P500先物の買いポジションが大きく増えました。
S&P500の下落を受けて、リバウンドによる短期的な利益を得ようとしていると考えられます。
証拠金を用いて取引する先物取引は、決済する日が決まっています。
買いポジションを持っていれば、必ず売りが入り、
売りポジションを持っていれば、必ず買いが入ります。
そのような投機的ポジションの推移です。
投機的ポジションでショートが貯まっていれば、そのうち買いの圧力が高まり株価が上昇します。
今は、いつでもショートをする余力がありそうです。資金投入は計画的に。
まとめ
今週の経済指標の発表は、ネガティブな数値となりました。
コロナの感染拡大が再度始まっています。
経済活動に影響を与えそうなので要注意です。
経済指標は、先週がニュートラルを示し、今週はネガティブを示しました。
S&P500は先週は上昇しましたが、今週は下落しました。
6月上旬は、「7.12%の下落→少しもみ合い→上昇」でした。
今回は今のところ、終値ベースで「9.60%の下落→もみ合い→上昇ではなくやっぱりもみ合い」です。
S&P500(ドル):先週末3465.39 → 今週末3269.96(-5.64%)
-0.28%、+1.73%、+1.02%、+0.64%、+0.72%,+3.26%、-2.31%、-2.51%、-0.64%、-0.63%、+1.52%,+3.84%,+0.19%,-0.53%,-5.64%という結果です。
現在は大統領選前、コロナ再拡大が重なり、様子見するためのポジション解消による下落が続いています。
最後に
今週はリートと金を合計で5万円分買い足しました。
それでも資産額が減って下落に巻き込まれました。しかし、来週明けも少し買い足しを増やそうと思います。
年末が近づいてきていますので、機関投資家や大口投資家のリバランス、利益確定の波に飲まれないようにしておきたいところです。
リバランスしながら、少しずつ買い足します。
ここで信用でS&P500を買い足したいと思っていたのですが、コロナ拡大が心配でなかなか手が出せません。
大統領選だけなら買ってたのですが。
仕方ないので現物だけで我慢します。
S&P500の実績PERが38.25から37.25に落ちましたね。
今までずっと右肩上がりだったので、少し警戒したいです。
では、また('ω')
ここまで読んでいただきありがとうございました。