【外貨預金】銀行と FX ではどちらが有利?
新型コロナの影響で、円高・株安が強くなっています。
そろそろ外貨の買い時では? と考えられる方もいるのではないでしょうか。
為替差益が狙える時期ですが、「せっかくだから金利もあれば」と思うはず。
【外貨の金利】銀行とFXで比べてみた。
FXの特徴
最大、自己資金の25倍まで外貨を購入できる
レバレッジ25倍とよく言われます。
例えば 4万円 あれば、FX なら 100万円分 の外貨を購入することができます。
この4万円を、100万円の外貨に対する必要証拠金と言います。
気を付けるのは、こんなケース
5万円持っているときに、100万円分のアメリカドル(USD)を購入した。
しかし、そのドルの価値が96万円になってしまった。
自分の実際に持っている自分の証拠金は、1万円になった。
1万円を25倍しても、25万円にしかならない。
自動的に96万円になったドルを売却され、4万円の損失が確定した。
25倍ギリギリとなる取引は危険です。やめましょう。
FXなら祝日も取引ができる。
土日は銀行もFXも取引はできません。
しかし、祝日は銀行は取引できませんが、FXならば取引ができます。
また、証拠金があれば、円でドルを購入するだけでなく
ドルで円を購入したり、ユーロでドルを購入することもできます。
FXでは、金利にあたるものをスワップと言う。
ざっくり言えば、
円でドルを購入していた場合、
ドル預金の金利-円預金の金利 がスワップとして手に入ります。
円で預金する代わりに、ドルで預金するので・・・という意味ですね。
ドルで円を購入していた場合
円預金の金利-ドル預金の金利 がスワップとなるので、
マイナス金利のようなものになってしまいます。
銀行の金利とFXのスワップを比較する。
では本題です。
こちらでまとめてくれているので、見てみてください。
イオン銀行の金利
私は、楽天銀行か住信SBI銀行が高いんだろうなあ、と思っていたんですが、
まさかのイオン銀行が抜きんでてびっくりしました。
【外貨 普通預金の金利】
米ドル・・・0.70% 豪ドル・・・0.45%
【外貨 定期預金の金利(1年)】
米ドル・・・2.20% 豪ドル・・・1.50%
SBI FXトレードのスワップ
外貨を 1通貨 購入していた場合
【 SBI FXTRADE 】で、2019年の毎日のスワップ(単位は円)を
合計した結果がこちら。
それぞれ、米ドルが現在106円、豪ドルが現在65円とすると、
【米ドル】\( (106 + 2.6232) \div 106 = 1.024747 \)
【豪ドル】\( (65 + 0.9727) \div 65 = 1.014965\)
となるので、
それぞれの金利はおよそ 2.47% 、1.50% と計算できます。
イオン銀行の定期預金と同じぐらいですね。
FX では信用取引ができる。
しかし、FX は自分の持っている通貨以上の取引ができます。
FX が危険なのは、あくまでレバレッジいっぱいまで取引しているときです。
例えば80万円を持っていて、100万円分の米ドルを購入するならば、
【1ドル = 106円】が【1ドル = 40円】になったとしても平気です。
このとき、金利のパフォーマンスは1.25倍されるので、
【米ドル】 約 3.09% 【豪ドル】 約 1.8% となります。
最後に
おつかれさまでした。今日は、 銀行金利 と FXのスワップ を比較してみました。
FX は、リバランスも行いやすいし、外貨預金の代わり以上になりうる存在です。
しかし、外貨預金風の使い方をしていると、無性につまらなくもなります。
そして、ポジションを取って失敗してしまう経験が何度かありました。
使い方には気を付けたいですね。無心が大事です。
今日もここまでお読みいただき、ありがとうございました( ^^) _旦~~