【アセットアロケーション】資産運用のための初心者講座
「投資に興味あるかも」と思っていても、何から考えたらいいかわからない。
そんなことはよくあると思います。
私もそうでした笑
今回は、「アセットアロケーション」という大切な考え方についてみていきます。
アセットアロケーションとは?
「アセット」は資産
「アロケーション」は配分、割合
という意味があります。
投資をするときは【日経平均株価】【TOPIX】のどちらの投資信託を購入しても
資産成長のパフォーマンスはあまり変わらないといわれています。
どちらも、【日本株グループという資産】だからです。
資産にはどのようなグループがあるのか?
一般に、資産のグループは次の10個です。
日本株 先進国株 新興国株
日本債権 先進国債券 新興国債券
日本REIT 先進国REIT 新興国REIT
金
REIT(リート)というのは不動産のことで、ざっくり言うと土地のことです。
これらの10グループに、自分の資産を
「割合を決めて、振り分ける」ということが大切です。
「自分が持っている資産を、どのような割合で10グループに振り分けて持つかを決めること」をアセットアロケーションと言います。
私はこれをいろんなWEBで読んだとき、
「??? ・・・・・・割合? 振り分ける??」
ってなりました笑
それではみていきましょう。
「資産を振り分ける」とは?
次のようなことを想像してください。
いま、自分は100万円を持っています。
投資をしたいと考えて
日本株を40%(40万円)
日本債権を20%(20万円)
先進国株を40%(40万円)、購入しました。
10年後、この資産は合計で150万円になりました。
内訳は次の通りでした。
日本株20%(30万円)
日本債権20%(30万円)
先進国株60%(90万円)
合計としては50万円の儲けです。
先進国株だけに投資していれば、たくさん儲けましたが、
日本株だけに投資していれば、損をしてしまいます。
3種類の資産を持つことによって、損をするリスクを減らすことができました。
資産を振り分けることによって、「資産成長が安定します」
「割合を決める」とは?
しかし、急激に上昇して割高になったものは、いずれ下落します。
そして、下落したものは割安なので、いずれ成長します。
できれば割高のうちに売却し、割安のうちに購入したいですね。
しかし、割高だがまだ上昇するかもしれないし、割安だけどまだ下落するかもしれません。
未来のことはわかりません。
こういうときにいま150万円ある資産を、売却したり購入したりして、
日本株を40%(60万円)
日本債権を20%(30万円)
先進国株を40%(60万円)に直します。
割高になった先進国株を30万円売却して、
割安になった日本株を30万円購入しました。
この、変化した割合を、元々決めていた割合に戻すことを、
「リバランス」と言います。
割合を決めることによって、「割高の売却&割安の購入」が同時にできます。
まとめ
アセットアロケーションを設定することによって次のメリットが得られます。
安定した資産成長ができる
ほんとに成長するのか? と不安になる方もいると思うので、次の更新のときにもう少しお話しできればと思います。
割高の売却&割安の購入が同時にできる
私たち投資初心者にとって、決算報告書などから割高・割安を判断するのはとても難しいです。これはアセットアロケーションの大きなメリットの一つです。
最後に
私が資産運用をはじめたとき、この考え方がわかったときにとても感動しました。初めての資産運用、わからない横文字に苦慮していたのを思い出します。
このブログが、これから資産運用を始めようとする方の一助になればと思います。
次回は、アセットアロケーションを考えるにあたって、とても参考にしたWEBサイトと、その使い方を紹介していきたいと思います。
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました( ^^) _旦~~
これからも、早期リタイアを目指して頑張ります('◇')ゞ
追記:次回の記事できました。よければお願いします!